今年もまた同じ？ゴキブリ駆除商品の継続利用にある落とし穴

１つの商品を継続して買っている人が多い

ゴキブリ対策グッズはいくつか有名なものがありますね。

ブラックキャップやコンバットなどが有名だと思います。

でも、１人の人が駆除に役立つと信じて使っているものは限られるようです。

同じ商品を継続して買っている人は20％ほどいます。

ゴキブリ対策商品を買った人の口コミからわかりました。

だいたい１つの商品の有効期限は6カ月。

半年おきに新しいものを購入して置き換えているようです。

それでほとんどの人は効果があると感じています。

同じゴキブリ対策を継続する問題点

同じ商品を半年ごと買い替えて駆除している人。

そういう場合で、たまにゴキブリが出ることがあるようです。

なぜ、出るのか。

よくゴキブリに抵抗力ができてくるとか言うの聞いたことがありませんか？

ゴキブリ対策商品はいわば毒薬です。

その毒に慣れてくるわけです。

いつか効かなくなる。

これは恐ろしい話です。

ゴキブリ対策とは、エサを与えて、そのエサの中に毒を入れておく。

こういう単純な対策なわけです。

ですから、もしその毒がゴキブリに何の効力もないならばどうでしょう。

ただ、エサを与えているだけになってしまいます。

まるでペットとして飼っているようなもんですよ。

わざわざエサを買ってきてあげている。

それなら残飯を食べてもらっていた方が経済的には助かりますね。

毒に抵抗力を持つというのは迷信？

でも、実際にはゴキブリが毒に抵抗力を持つようになるとは考えにくいようです。

では、なぜ徐々に出てくるようになってしまうのか。

最初は効いていたはずなのに。

なぜ？

それはゴキブリが複数いる場合が考えられます。

先ほども言ったようにゴキブリにはまずエサとして認識してもらわなきゃいけません。

エサを食べたら毒が盛られていた。

これがゴキブリ対策のすべてだからです。

ところが、そのエサの時点でゴキブリがそっぽを向く。

そしたらエサも食べないし、当然毒が体に入らない。

そうなると、ゴキブリの中に生き残るものが現れます。

そのゴキブリは普通に繁殖していきます。

だから、効果のない毒エサを置いておいても増えるだけなんです。

好き嫌いはやっぱりある

私達人間は食べ物の好き嫌いがあります。

ゴキブリ達にもそういうのがあるようです。

個人個人ではどうなのかわかりませんけどね。

日本人は納豆大好き。

でも外国人は食べない。

なんかこういうことがゴキブリの世界にもある。

ゴキブリ対策もクロゴキブリには効くけど、チャバネゴキブリには効かないとかがある。

つまり、クロゴキブリは食べるエサだけど、チャバネゴキブリは嫌いなエサだったということになります。

複数の設置が大事になる

そこで考えなければいけないのはエサの多様化を考えるべきです。

いくつかの商品を同時に置く必要が出てきますね。

徹底的に駆除する場合はですよ。

玉ねぎが入っているゴキブリのエサもあるし、バターが入っているものもある。

それから毒の成分にも違いがあります。

ホウ酸が主体のものもあれば、ヒドラメチルノンなどの化学物質が使われているものもあります。

そしてゴキブリホイホイのような粘着タイプもありますよね。

これらをうまく組み合わせて設置すると効果が高まると思われます。

継続購入する人は意外と多い

ゴキブリ対策商品の購入者の口コミを見ると、同じ商品を複数回購入している人が目立ちます。

「前回使ってよかったから、また買いました」という話。

「もう毎年これがないと安心できません」という話。

このような口コミがあるんです。

でも、どうなんでしょうか。

新しくゴキブリが入り込むことだってあります。

そのゴキブリがエサを嫌うものだったら。

あっという間に繁殖していきますね。

１つの商品を信じ切って購入し、使っている人が多いのが事実です。

ほとんどはそれで十分な効果があるようです。

でも、そこにはちょっとした落とし穴があることを知っておいてください。